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小さな家のとうもろこしパン
小さい頃から大好きだった「大草原の小さな家」シリーズ。テレビドラマをやっていたこともあってご存知の方も多いと思いますが(ドラマ版は設定を借りただけのほぼ別物な内容でしたが、それでも好きでした)、昔からこのシリーズの本を何度も何度も読み返していました。
主人公の少女ローラをはじめとする登場人物や自然の描写、生活そのものをみんなで作り上げていくところなど、とても魅力的な内容ですが、特に出てくる食べ物に対して強く惹かれていたように思います。
それと作者のローラ・インガルス・ワイルダーが実際に経験した事を書き綴った、いわば自叙伝だというのも引き付けられる要素の一つでした。(まあ実際には創作部分もかなりあったようですが、でも人の記憶なんて無意識のうちに自分に都合よく作り変えるものだし、100%真実の自叙伝なんてこの世に存在しないでしょう、たぶん。)
小さな家のとうもろこしパン_b0214436_1814524.jpg

と、前置きはこのくらいにして、今回は小さな家シリーズによく登場したとうもろこしパンを作ってみました。




本を夢中で読んでいた頃に買ってもらったんでしょう(あまり覚えていない)、こんな本が手元にあります。
大草原の『小さな家の料理の本』 文化出版局刊
小さな家のとうもろこしパン_b0214436_1854745.jpg

小さな家シリーズに出てくる料理の作り方が、本文の文章やイラストと共に載っています。当時は見ているだけで楽しくて、実際に作ったことはなかったのですが、もちろんこの本の中にもとうもろこしパンが登場しています。しかし原作に出てくる料理をなるべく忠実に再現することを旨としたレシピなので、正直現代の人間が食べておいしいと感じるレシピかというと、ちょっと微妙。
そこでこの本も参考にしつつ、ネットで様々なレシピを見て、自分なりにアレンジして作ってみました。(せっかく作ったものがおいしくないというのは避けたかった)


小さな家のとうもろこしパン_b0214436_1815028.jpg
まずメインの材料となるのが「ひきわりとうもろこし」。このいわゆるとうもろこしの粉は、日本ではコーンミールとかコーンフラワーとかコーングリッツという名前で売っています。メーカーによっても違うのでしょうが、名前の違いは粒子の大きさの違いですかね。
おそらく物語に出てくるひきわりとうもろこしは、かなり粒子の粗いやつだと思いますが(コーングリッツがそれに相当するのかな)、とりあえすコーンミールとコーングリッツを半々に混ぜて使うことにしました。


小さな家のとうもろこしパン_b0214436_18224246.jpg
作り方は単純で、粉類をすべてボールに入れて、そこに卵・牛乳・油を加えて混ぜるだけ。


小さな家のとうもろこしパン_b0214436_18245894.jpg
スキレットで焼くのが本式らしいですが、無いのでケーキ型で焼きました。
で、肝心のお味はというと・・・うまい!最初はとうもろこしの風味が強いなと思ったけど、それに慣れるとしみじみとおいしく感じます。

一応レシピも書いておきます。

・とうもろこし粉と小麦粉を合わせて200g(比率はお好みで。ワタシはとうもろこし140gの薄力粉60gで作りました。しかし小麦粉が多いほうが口当たりは良いです。)
・砂糖 20g
・塩 小さじ1/2
・ベーキングパウダー 小さじ1
・たまご 1個
・牛乳 150cc
・バター 30g

1 粉類をすべてボールに入れて混ぜる。
2 牛乳とパターを合わせてレンジでひと肌に温め(バターが溶ける程度に)、卵と共に粉の入ったボールに入れて泡だて器で混ぜる。
3 バター(材料外)を塗った型に流し、180度のオーブンで30~40分焼く。


小さな家のとうもろこしパン_b0214436_18442967.jpg
ローラの家の朝食のように、ベーコンとハッシュブラウンポテトを添えてみました。こんな炭水化物ばっかりの食事を毎日していたら、あっという間にデブデブ・・・とも思いますが、開拓時代の写真に写る男たちは皆ガリガリに痩せていたようで、毎日がかなりの重労働だったようです。それは本にも描写されていますね。


小さな家のとうもろこしパン_b0214436_18483799.jpg
こちらは小麦粉を多めにしてパウンド型で焼いたやつ。メープルシロップをつけてみました。
個人的に一番おいしいと感じた食べ方は、表面にバターを塗ってからオーブントースターで焼いたやつ。香ばしさとバターの風味がたまらなくて、ついもう一個となります。


今回これを作るにあたって、様々なサイトのレシピを参考にさせてもらいましたが、探しているうちに興味深いサイトにあたりました。
~Into the AMERICAN COOKERY アメリカ料理を探検する~
こちらのサイトのアメリカの食文化の歴史のページはとても興味深く、アメリカインディアン(って呼び方を使っていいのだろうか)の食文化からローラの時代、そして現代の肥満食へとどのような経緯で至ったかがよくわかりました。
by nukochaenn | 2016-03-06 19:11 | | Trackback | Comments(4)
Commented by N子 at 2016-03-07 09:11 x
とうもろこしパン、美味しそうですね!食べたい〜
私も大草原シリーズ大好きでした。「グレイビーソース」は確か大草原シリーズの物語でおぼえた言葉です。このお料理本も懐かしいです!!
Commented by nukochaenn at 2016-03-08 00:09
N子さん>
本の中の食べ物ってすっごくおいしそうに感じますよね。このシリーズも小さい頃からどんな食べ物なのか楽しく想像しながら読んでました。N子さんも読まれてたんですね!このとうもろこしパンは美味しくて、2回連続作ってしまいました。
Commented by nica at 2016-03-26 21:33 x
当時の小麦粉は全粒粉かしら?素朴で栄養価の高い主食だったのでしょうね。日本で言う雑穀米のような。「大草原の・・・」の中で印象的だった食べ物は「糖蜜」でした。
Commented by nukochaenn at 2016-03-26 22:09
nicaさん>
当時は値段によって粉の精製具合が違ったようです。値段が高いものほどきめ細かく白い粉だったと(そのほうがよく膨らんでやわらかいパンになった)。現在では健康志向により、精製具合と値段の関係は逆転していますね。
糖蜜(モラセス)も砂糖の副産物で、最も安価な甘味料だったようですが、現在の日本では輸入食品店などでかなり高級品な値段で売ってます。
AX