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映画『ブラック・スワン』
2011年 06月 20日
観たいと思っているうちに、いつのまにか終了間近になっていたので、あわてて観にいきました。
ワタシ、こういう感想とか書くの苦手なので(いや、文章全般書くの苦手です)、以下箇条書きでちょろちょろと。 ・ここまで本格的なホラー・サスペンス映画だとは思ってなかった。 ・全編通して白鳥の湖の様々な場面の曲が、かっこいいアレンジで流れていたのにはニンマリ。床にきしんで立ち上がるポアントのアップにうっとり。 ・お母さん怖ええ~。山岸凉子の漫画に出てきそうな親子関係。(しかし山岸凉子の描く母親のほうがもっと怖い) ・多用される正面からのクローズアップ、背後から誰かがずっと追ってきているような手ブレ感のあるカメラワークが、不気味に不安をあおる。 ・深爪・逆むけ・鳥皮・ヘビ皮・血・血・血!リアルに皮膚感覚に訴える演出がなんともお腹いっぱい(ほめてます)。 ・ベテランバレリーナ役はウィノナ・ライダーだったんですね(家に帰って調べるまでわからなかった)。悲しみよさようならの頃の彼女はいずこ・・・。でも上手かった。 ・ライバルのリリー、おクスリはともかく、性格は超いいヤツ。 ・しかしナタリー・ポートマンって、こんなに美人だったっけ? ・バレエシーンは最初からあまり期待はしていなかったけど、彼女自身が演じた上半身のショットと、(吹き替えで顔だけCGで合成した)全身のショットの動きにかなりの差が・・・。けれど腕や肩の筋肉に、バレリーナ体型に近づけようとした努力がすごく感じられたし、なによりあそこまで胸ぺったんこにダイエットしたのは凄い。 ・黒鳥のパ・ド・ドゥのシーン。彼女は妖艶さを求めてもがいていたハズなのに、行き着いた踊りがホラーなのはナゼなのでしょう?しかしピケ・ターンからフェッテに至る緊迫感は、カラスの羽効果もあってか圧巻。欲を言えば黒鳥の登場~コーダのフェッテだけじゃなく、アダージォやバリエーションも少しでいいから見たかった。 ・ラスト近く、楽屋で泣きながら白鳥のメイクをするナタリーの演技が、なんていうかもう・・・アカデミー賞も納得です!
by nukochaenn
| 2011-06-20 21:09
| 日々あれこれ
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Comments(6)
Tracked
from 龍眼日記 Longan..
at 2011-06-24 17:10
タイトル : ブラック・スワン
「白鳥の湖」の主役に抜擢されたバレリーナ、ニナ(ナタリー・ポートマン)。 しかし純真な白鳥を完璧に踊る一方で官能的な黒鳥を演じることができない彼女は 次第に精神的に追い詰められていく・・・。 もっと文芸的な作品なのかと思っていたら意外や意外、 結構エンターテイメント性の高い作品だったのね。 評判通り主演のナタリー・ポートマンの演技は良かった。 母親が遂げられなかったプリマドンナとしての成功の夢に縛られて ニナは人生の全てを母親に支配されながらバレエに打ち込む。 全て彼女...... more
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あぢゃゑ
at 2011-06-23 21:13
x
あたしも観たいと思ってたけど、こっちじゃなかなかお一人様ってのは恥ずかしくて行けなかったわ。。。
田舎って娯楽があまりないから映画館ってウザいくらいバカップルばっかなのよね。 それにしてもナタリー。ステキなレディになったわよね!あのレオンに出てた子が。。。 そりゃあたしも年取るわ(T_T) DVD出たら借りて観ようっと!
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sabunori at 2011-06-24 17:27
ぬこちゃさーん、TBさせていただきました♪
この作品、私も観るまではもう少し文芸作寄りなのかと思っていたので 少々ビックリしましたー。 ニナはこういう世界で生き抜くには少しばかり心が繊細過ぎましたね。 物語全般がニナの心のフィルターを通して映し出されているので どこまでが現実でどこからが彼女の妄想なのかが曖昧で それがまた怖さをかもし出したような。 それにしてもニナのお母さん、存在自体が怖かった・・・。
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nukochaenn at 2011-06-26 21:31
あぢゃゑさん>
まあ!映画館に行くのにそんな気遣いが必要なの?べつにそんなの気にしないで、フツーに観にいけばいいと思うけど・・・。いっそのこと本格女装でもして行ってみれば、案外気にならなくなるかもよ。ってふざけすぎだわね。ごめんなちゃい。 ナタリーもねー、いつの間にかこんな大人になっていて、妊娠・出産ですって。 コレはDVDで観てもきっとおもしろいと思うので、レンタルに出たらぜひ借りてみてね。
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nukochaenn at 2011-06-26 21:44
sabunoriさん>
ワタシもちょっとサスペンス寄りかな~くらいの認識で観に行ったら、びっくり仰天でした!(ちなみにデンデラも、楢山節考の続き~の認識で観るとビックリするみたいですよ) ニナは弱くはないんでしょうけど、あんな繊細な性格では、プリマやソリストどころか、群舞でもやっていけないでしょう、きっと。一応一流バレエ団って設定みたいだし。 現実が妄想かで、ワタシが特にわからなかったのは、入院しているウィノナをたずねて行った時に、彼女がナイフ?で・・・のショッキングなシーンです。他にもドッペルゲンガーや鏡など、なんか心理学的なシーンが多かったですね。 それとTBありがとうございます。こんな感想にもなっていない駄文で気がひけるのですが、こちらからもさせてもらいます。
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singlikebirds at 2011-07-06 20:50
ご無沙汰してます~。
ウィノナ・ライダーなんて懐かしい! もう上映終了してしまったのかなぁ 涙 月イチで映画見に行こうと思い立ったものの、5月に行って6月はスルーしてしまいました。 意外と観たい映画ってないですね・・。
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nukochaenn at 2011-07-09 21:38
dappyさん>
こんにちは!なんだか毎日暑いですね。 さっきちょっと調べてみたところ、まだ上映しているところはあるみたいです。dappyさんがお住いの地域でもあるんじゃないかしら。 ただ、人によって好き嫌いはありそうな内容なんで、ちょっと怖め(というか精神的追い詰められ系)がOKでしたら、ぜひ観てみてください。 最近ワタシが観たいと思っているのは「デンデラ」です。こちらのレビューを見てから、すご~く興味がわいたんですの。↓ http://www.asahi.com/showbiz/column/animagedon/TKY201106120088.html |